金閣寺・龍安寺・仁和寺
奈良の仏に対して京都の名園とはよく言われることですが、その中で
金閣寺、龍安寺、仁和寺をまわってみました。(1999.1.5)
金 閣 寺
応永4年(1397)足利義満が西園寺家の山荘を譲り受けて北山殿を造営。
義満の死後禅刹に改められ夢想国師を招いて開山された。金閣は1950年
焼失したが1955年に復元された。上二層に金箔をはり、偉容を見せてい
る。庭園〔特別史跡、名勝〕は鏡湖池の中に九山八海を表わす名石奇岩
を多数配した池泉回遊式。金森宗和好みの茶室夕佳亭(せっかてい)は
南天の床柱、萩の違棚などで有名。
龍安寺へ
龍 安 寺
徳大寺家の別荘だったのを、宝特2年(1450年)管領細川勝元が譲り受けて
寺地とし、妙心寺の義天幻承を開山として創建されたものである。
応仁の乱に焼失して、長享2年(1488年)、勝元の子、政元が再興したが、
寛政9年(1797年)火災で方丈・仏殿・開山堂などを失った。
現在の方丈は、その時西源院の方丈を移築したものである。
仁和寺へ
仁 和 寺
仁和寺の創建は平安時代、第58代光孝天皇が西山御願寺として着工された。
仁和4年(888年)、宇田天皇が先帝のご遺志を継がれ、仁和寺を完成された。
広大な境内は御室御所跡として史跡に指定され、国宝、重文の伽藍が配されている。
現在、仁和寺は真言宗御室派の総本山であり、平成6年に国連の世界遺産に登録さ
れた。
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