「 フックボールの投げ方 」
< フックボールを投げよう >
なぜフックボールか? カッコイイから・・・((^^;オイオイ 違うって)んでも、大き
く曲げる”Scrachグリ団”のボールは、それなりにカッコイイですけどね(笑)。
ま、それはともかく、簡単に言えば「ストライクが出やすいから」です。ストライ
クを出すには1番ピンと3番ピンの間(ポケット)にボールを入れるのですが、こ
の時ある一定の角度で入れると大変ストライクが出やすいのです。その角度をスト
レートボール(曲がらないボール)で狙うと、隣のレーンから投げなくてはならな
くなります。そこでピンの手前から左に食い込むフックボールが有利になるのです。
又、たくさんのピンをかき回すピンアクションを起こすためにも回転が最後まで維
持されるフックボールは有利です。
・ アドレス(構え)の時に、ボールを持った右手を少し左に傾けて下さい。
・ 親指が時計の文字盤で言う10時の方向(まっすぐを12時方向として)を向
くくらい。
・ 当然ボールの重さは左手にもかかります。
・ そのまま(親指の方向を変えずに)押し出し、ダウンスイング、リリースをし
ます。
・ すると親指が先に抜け、中指と薬指でボールの側面を引き上げる形になります。
・ そのまま、まっすぐ上にフォロー。投げ終わった右手は「握手」をしたような
形になっているはずです。
・ するとボールはピンの手前でゆっくり左に食い込んでいくはずです。ほーら、
これがフックボールです。
< 注意すること >
・ 右手の手首は、なるべくまっすぐに伸ばすつもりで。手首が折れると3本の指
が同時にすっぽ抜けてしまいます。これでは曲がりません。又、やや小指側に
傾けると生きたフックボールが出やすいです。
・ 無理に右手を回さないこと。親指の向きさえきちんとしていれば、自然にボー
ルは曲がります。ボールにスピンをかけようとして、コマのような回転を与え
ようとする人がいますが、つるつる滑るレーン上に1点で接してるボールはそ
れでは絶対に曲がりません。(一部で話題になったUFO球は、これの特殊な
パターンです)
ボウリング場備え付けボールはサイズが合わないので握り締めやすく、初めは
思うように曲がらないかもしれませんが、慣れると簡単に曲がります。実際、
まっすぐに投げようとしても、ボールはバランスを崩して作ってあるので、な
かなかまっすぐには進みません。